嬉しいことがあったから俺の昔の話をしようと思うんだ 
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 22:46:52.95 ID:57TTxEAq0
- 俺は、高校に入学したら部活なんかしないで
毎日バイトして一人暮らしするための資金を貯めようと思っていた。
別に、家族に不満があるわけではなかった。
どちらかといえば家庭仲は良好。
ただ単に一人暮らしに憧れていただけだった。
そして高校に入学。ピカピカの一年生になった俺。
さぁ高校生になったしバイト探すかって思っていた。
そんな時に、俺はそいつと出会った。
その日は、まだ仲良くなったばかりの高校の友達に付きあって部活発表会なるものに参加していた。
部活に興味が無かった俺は、それらを視界に入れるだけで物思いに耽っていた。
そして、部活発表会が始まって一時間ほど経ち俺もそろそろ帰りたいなと思っていた矢先に
その声が体育館に響いた。
「それでは、今から演劇部の発表を始めます。礼」
なんとなく俺は壇上に目を向けた。
壇上には、女子学生が3人 男子学生が1人 礼をしていた。
さきほどのアナウンスをした子は壇上の隅っこに居た。
髪の長い子だった。
劇のことなんて全然分からない俺は、それを黙って見ていた。
いや、その髪の長い子を見ていたの間違い。
そして10分ほどの劇が終わり壇上の演劇部員達が並んで礼をする
座っていた見ていた人達が揃って拍手をしていた
しかし俺は拍手をしなかった。
静寂が体育館を包み込もうとした
その時、真ん中らへんにいた女子学生が口を開いた。
「私、4人は3年生です。今年の6月には部活を引退して進学のため勉学に勤しまなければなりません。
もうこの学校の文化祭に出ることも出来ません。
でも、あの子は違います。」
その人は壇上の隅っこの女の子に視線を向ける。
「あの子には、あと一年あります。でも私たちが引退したらこの部活、演劇部は廃部になってしまいます。だから少しでも演劇に興味をもった方は入部してください!!
」
重い雰囲気が漂う。
俺は、それを黙って見ていた。
日々、バイトに明け暮れていた俺の耳に7月のはじめ ある噂話が飛び込んできた。
演劇部が無くなるらしい、という噂
そんな噂話を聞き、やっとあの日の出来事を思い出す俺
「そういえば、あの髪の長い人綺麗だったな」
そんな事ぐらいしか俺は思わなかった。
そんな事を思った日から、数日後
その日の授業が終わりHRを終えた後、その日もバイトがあったため俺は急ぎ足で教室を後にした
小走りで廊下を歩く俺の横を一人の教師と一人の学生が歩いていった。
あの演劇部の女の子だった。
俺は、そのことに気付いたその場で立ち止まり、後ろを見た。
なにやら話し込んでいるみたいだ。
そりゃ、そうだよな、自分が所属してる部活が廃部しそうなんだから
まぁ頑張れと、俺はその場を立ち去った。
学校の掲示物を貼る掲示板に演劇部員募集のチラシが貼られ始めたのは
そして、数日後こんな話を聞いた「やっぱり演劇部潰れるみたい。もう引退した三年生の人達が手伝ってあげてるらしいけど やっぱり入部してくれる人いないんだってwww
そりゃそうだよねwww演劇部なんて恥ずかしいもんねwww」俺の斜め前に座る女の集団がそんな話をしていた
演劇部か、俺には関係ない話だよな
多分、もうその時の俺はバイトをやめていた思う
期末のテストの点数が悪かった俺は、補習のために夏休みなのに学校に登校していた
補習は、ひとつの空き教室で一学年の補習組みが揃って授業を受けるみたいな感じだった
まぁ簡単にいうとバカの集まり
中庭のベンチ(木陰で後ろの池があって涼しい)で朝買っておいたパンを一人で食べる、
というのが日課になっていた。
毎日虚しかったけど、この補習も今週一杯なんだ(補習は夏休み入って一週間のみ)と毎日自分に言い聞かせて過ごしていた
やっぱりその日も昼休みは変わらず中庭で摂っていた。
パンを食べ終わり昼休みの終わりまで、ここでのんびりしていくか、と思っていたとき
その出会いは起こったんだぜ
前にあるB校舎(文化部の部室棟)の入り口から一人の女の子が出てきた。
その女の子は俺に気付くと一瞬ビクッとして立ち止まり何か考え事をしたが
それもすぐやめ俺が座っているベンチに座ってきた(多分、その子もここがお気に入りだったっぽい)
気苦しさを覚えた俺は携帯で時間を確認する。
・・・昼休み終了までまだ15分も残っていた。
ハァとため息をついて俺は仕方なくベンチから腰を上げた時
その女の子が俺に話しかけてきた
「あの・・ですね、時間・・ありますか?」
「え?」
「いえ、だから時間あるかなぁって」
「いや・・・あの・・・はい、まぁありますけど」
「そうですか、じゃあちょっと私の話を聞いてください」
「あ、はい」
俺は相槌を打つだけ。それだけでも良かったみたい
とにかく誰かに話を聞いてほしかったみたい
で、話も中途半端な時になんとなく校舎の時計を見た。もう授業が始まっている時間帯
「あ・・・やべ」
「え?どうしたんですか?今夏休みですよw」
「いやぁ、あの俺今補習組みなんですよww」
「あ、そうなんですかごめんなさい・・・」
「え・・・いやいやいやwwwまぁでとにかく俺行きます」
「え・・・あ、待ってください!!」
大きな声にびびって立ち止まる俺
そうなんだろ?
俺を萌え殺すんだろ?
さぁ・・・思う存分やってくれ
「え・・・あぁはいはいはいww行きますwww」
「え・・・本当ですか!!ありがとうございます!」
「ええwwじゃあのちほどww」
俺は走って中庭をあとにした。
多分、ああやって毎日知らない人に話しかけて部活に入ってくれないか誘っているんだろう。そんなことを俺は思った
ID変わったwwwwwww
どうやら俺は生まれて初めて一目ぼれしたらしい
しかし俺は演劇などには一生興味が向く気がしない
さて、どうしたもんだろう。
そんなことを考えて俺は最後の補習の授業を終えた
さて、本当どうしようかな。面倒ごとに巻き込まれたくないしな、でも行くって言っちゃったしな
そんなことを考えながらも俺の足は下駄箱に向かっていた。
まぁ俺は最初から少しも演劇には興味を持ってないし、こんな中途半端な考えじゃだめだろう。それよりあの子可愛かったなぁ
とか考えながら靴を履き校舎を出た
後ろから声が聞こえた。
後ろを向くと先ほどの女の子が立っていた。
「え~、あ~・・」
俺は凄く申し訳ない気持ちになった。そりゃそうだ、先ほど行くって言ったのに今こうして帰ろうとしているからだ
「・・・・えっと、すいません待てなくて今迎えに行こうとしちゃいました」
「あ~、そうですか・・・」
「・・・あ、でも気にしないで下さい!!さっきも無理やり話しに付き合ってもらっただけですし、あの・・・すいませんでした!!」
そんなことを言って彼女は部室棟まで走って行ってしまった。
・・・・・・・・さて、帰るか
俺は学校をあとにした
まぁそれは嘘で、今俺は凄く申し訳ない気分なので演劇部まで謝りにいこうと思った(言い訳しようと思った)
部室棟の中は、凄く静かで正直びびった
で、壁に掛けてある紙を見て演劇部が三階の右側の一番奥にあることを知った。
ちなみに部室棟は三階建てである。
木造の校舎の階段を上がる俺。
多分今の時間帯が夜中ならば学校の階段の映画と大して変わらない状況だろうな、と思った
その場で少し深呼吸
もしかしたら、さっきの子泣いているかもしれない。
それを覚悟していかなければ
俺は、俺自身に気合を注入して演劇部がある方向に歩き出した
「~~~~」
奥の教室から変な声が聞こえる
もしかしたらガチで泣いてるのかもしれない
俺はビビって帰ろうと思った。だがしかし
俺も男の子なので逃げるわけにもいかず、後ろ側の窓から教室の中をのぞきこんだ
努力はしてみるよ
教室の真ん中にイスに先ほどの女の子がちょこんと座って紙を読んでいた
どうやら発声練習をしているみたいであった
どうやら泣いてはいないみたいだ。多分怒ってもいないはず
俺は静かに後ろのほうのドアを開けた
ドアの音に驚いたのかビクッとする女の子
紙からおそるおそる顔を出して俺の顔を見て「あ・・・・はぁ」とため息
なぜかお前に萌えた・・・
「あの、さっきはごめんなさい。別に約束を忘れていたわけじゃないんですよ」
「はい、・・・分かってます」
そしてすぐ無言
女の子は俯いている
どうにかしてこの雰囲気を変えたい俺は、演劇のことを話しにだしてみることにした
「あ、それにしてもさなんかこの教室演劇部って感じするよねww小道具とか沢山あるみたいだしさ」
と言いながら教室の後ろのほうにあるダンボールから出てる剣を見る
「はい、でも今部員は私しか居ないので劇をすることが出来ません」
どうやら鬱状態らしい
>>39 ハッピーエンドじゃないよ
「あー・・・いやでもさ、部員なんてすぐ集まるよ、演劇って楽しそうだから興味もってくれてる人は絶対いるってw」
「本当そうかな、夏休み前に何十人も演劇部に勧誘したのに・・・まだ誰も来てくれてない」
もう泣きそうだった。
「s・・そうですか」
また無言
普通の人なら、ここで「あ、それじゃ頑張れ」とでも言って颯爽と帰って行くんだろうな
でも俺は、ヘタレだからね。そんなこと怖くて出来ないwwwwwww
だからこんなこと言ってしまったわけ
「あ、じゃあ俺入ります」
「いいです無理しないで下さい」
即効で拒否られた
「え・・・・あの、あーあれ」
てんぱる俺
「イヤイヤ数合わせで入ってもらっても貴方に悪いです」
「いや・・そんなことないですって!!」
「・・・本当ですか?」
「え?」
「本当に演劇が好きで演劇部に入ってくれるんですか?」
「あ、はい(貴女が目当てです、なんて口が裂けてもいえない)」
まぁ、そんな感じで俺は その日から演劇部員になった
理由は補習があるから、ではない。
一演劇部員として部活動に参加するために登校しているのだ。まぁ部員は二人だけどさ
学校につき上履きに履き替え、部室棟へ向かう。
部室棟は、今日もやっぱり静かだった。
しかし、三階にあがるとまた変な声が聞こえてきた。
どうやら彼女は、もう来ているみたいだ
昨日みたいに後ろのドアをガラッと開けて教室(部室)に入る俺
「こんにちは、遅れてすいませんね」
「あはは~、いいですよ。それともう敬語じゃなくていいですよ」
「いや・・でも上級生だしww」
「いいんです。先輩の命令ですよw」
「あ・・・・分かった」
「はいw」
そんな感じで、まぁ初めの日は演劇のことを色々教わって一日が終わった。
どうやら彼女は後輩が出来てご機嫌のようだった。
後輩が出来て、ね。未だに鬱。
その日も昼頃、部室に着いた俺
入ってすぐ彼女が部室の中に居ないことに気付く。
俺のが早く着たのか?と思ったが、部室の中に彼女のカバンがあることに気付いた
その場で、カバンの中に頭突っ込んで深呼吸したいとか思ったけど、バレたら怖いからやめた
一人で暇なので部室の中にちゃんと整理されて置いてある小道具を手当たり次第に手に取り遊ぶ俺
個一時間後、部室のドアがガラッと開き俺はビクッとして音がしたほうに目を向けた(部室棟、いつも無音だから音がなるとびびる)
ドアのところでうな垂れている彼女
「えっと、どうした・・ん?」
まだタメ語になれてない俺を演出
「もうダメです、短い間でしたがお世話になりました」
と彼女は地面に倒れこむ
驚いた俺はすぐ彼女に駆け寄ってわけを聞いた
うわあああああああ!!
だから、本来なら6月で演劇部は廃部になるはずだった。
でも、それをどうにか夏休みまで伸ばしてもらった(多分、俺がバイト行く時に見た光景)
でも、夏休みに入っても部員は増えない。
で、最近俺が入って部員が二人になった。だからせめて夏休み一杯まで待って貰えないかと頼んでみたらしい。
だがしかし、その願いは却下されたらしい。
で「仕方ないけど廃部ね^^」と
彼女は、涙ながら俺に語ってくれた。
そんな彼女を見ていてもたってもいられなくなった俺は彼女を連れて職員室に怒鳴り込んだ(嘘、本当は静かに入った)
で、演劇部顧問(名前だけらしいが)の所に行った
「あ、君が新しい部員だね。しかし残念だねぇ^^」
「いや・・・あの、だからですね、もう少し廃部にするのは待ってくれませんか?」
「はぁ?^^なに言ってるの?」
「・・だから、部員を5人集めればいいんでしょう?なら今週一杯で集めてみせますから今廃部にするのは待ってくださいよい!!」
俺言ったよ
でも皆俺を変な目で見てたよ
俺は激しく後悔していた。
俺には、部員候補なんて誰も居ないのだ。友達っても皆部活に入ってたりバカだったり変態だったり
演劇とはほど遠い人種ばかり
彼女のほうも、アテは全部回ってみたらしいが惨敗
だから、もう困ったと。
「(あー、もうだめだ。・・・そうだ終わりにしよう。この人のメアドと電話番号はGETしたんだし、もうココにいる意味は無いじゃないか)」
悪魔のささやきをガチで聞いた
でもな、さっきは俺が勝手に言ったことだしな、いまさら「嘘でしたぁ^^m9(^д^)プギャー」なんて出来るわけもないし
どうしたもんかなぁ、とか考えてると
ずっと黙っていた彼女が急に喋り始めた
女目当てで入った>>1が言える台詞かよwww
「私が、なんでこんなに演劇部にこだわっているか、分かりますか?」
いや、しらないです
「私、先輩と約束したんです。先輩が作ったストーリーの劇をやるって」
先輩・・・・男とな!?
「・・部活発表会は見てくれました?」
「あぁ、見た」
「壇上で、マイクを持って私のことを喋ってくれた先輩・・居ましたよね?」
女でしたセーフ^^
「あの人、脚本家になるのが夢なんです。」
ほう、なるほど
私は、それが凄い嬉しかったと。
だからどうしても「演劇部」としてその先輩が作ってくれた劇をやりたい、先輩にその劇を見せてあげたい、と
俺に言ってくれた
そこで俺号泣。てか俺は昔から涙もろかった
(てかつい最近、俺は親戚の結婚式に呼ばれた。で、結婚披露宴で、新郎新婦が自分の親宛に手紙読む場面ってあるじゃん?wそこで俺不覚にも号泣wwwワロタ)
「えええ?」
と驚く彼女
そして俺は言ってやったよ
「絶対、劇やろう」と
泣きながらな
彼女が言うには、ウチの学校は学科別に分かれている。
その中で、文理コースというエリート集団の学科がある。
その学科は、夏休みなども関係なく学校で授業を受けているらしいのだ。
そこを狙うと
ちなみに考えたのは全部彼女です、あしからず。
次の日、朝から文理コースのクラスがある階の壁にチラシを貼る俺達
で、昼休みなどは勧誘。
初日完敗
今日は趣向を変えて彼女は男の
俺は女の子の勧誘をすることに
はい、惨敗。
断る理由の多くは、部活なんかしてられないから
うぜぇ
三日目、木曜日
部室で、文理はもう駄目かもね。とか話してると部室のドアがノックされた
例によってものすごくびびる俺達
もう俺達お似合いのカップルだろ、とかその時は思っちゃったりしてた
で音のした方に目向けると、ブス2匹・・・いや女の子が二人
飛び跳ねて喜ぶ彼女を横に俺は、あと一人どうするかな。出来れば男が良いな。とか考えてた
ちなみに、そいつらは文理科で一年生。どうやら効果あったみたいだ。
四日目、金曜日
俺が部室に行くと、また女の子が一人増えている。
詳しく話を聞くと、昨日来た奴らの知り合いらしい。
髪は短かったがなかなか可愛かった
で、まぁこんな感じで演劇部の首は繋がったわけよ。
最初はだるいな、とか思ってた俺だけど演劇に取り組んでいくうちに演劇の楽しさが分かってきて
夏休みが終わるころには純粋に部活を楽しんでいた
で、文化祭まで順調に物事は進んでいった。
彼女は俺に先輩のことを話してくれた日以来、ずっと笑顔だった。
どうやら俺は、間違ったことはしていなかったようだ安心した。
もう俺も眠いしスピード上げてくぜ
舞台裏で俺達は、出番を待っていた。
文理科の女の子達は、三人で緊張をほぐすためか
なんか変な話してた。
暇だな、なんとなく彼女の方に視線を向けると彼女と視線があった。
すぐ視線を外し無言
「・・・1君には本当感謝しています」
彼女が言った
「そ・・・うかな」
「うん。だから、今度お礼がしたいです」
「え!!!それって・・・・・」
「はい。今度なにか食べに行きましょう」
「は、はい・・うぅ・・」そこで俺泣く
あ、じゃあ演劇部の皆さん準備お願いしまーす^^
文化祭実行委員の声が聞こえる
さぁ行きましょうか
と彼女は言った。
うん、と俺は涙ながら答えた。
結果論で言うと劇は大成功。
終わったあと皆でうわああああああああああああああああああああああってなった。
リア充すぎだろ・・・常識的に考えて・・・
皆でジュース飲んだりしていろんなことを話した。
テンションが上がってか、将来の夢のこととか話しちゃったりした。
彼女は、将来学校の先生になりたい、と言っていた。
で、テンションもあがりきったころ校内放送が
「もう9時です。校内に残ってる生徒は下校してください」
じゃあ、お開きにしましょうか
と彼女が言った。
そして演劇部は、一時解散となった。
どうやらブス二人組みと帰ったらしい
なぜ分かるかって?
だって今教室に一人だけ残ってるやつがいるんだもの。そうブス達が連れてきた子
仮の名でツン子にしよう
アレwwww響きがチンコみたいwwwwwww
「あの、さ。ちょっと話があるんだけど」
嫌な予感がした
「私さ」
やべぇ俺生まれて初めて告られる
「女先輩が好きなんだけど」
うわああああああああああああああああああ
ん?
「は?」
「だから女先輩が好きなの」
嬉しい事って何があった?
お ま え じ ゃ な い の か
「は?お前、女だろ」
「・・そういうの関係なくない?」
は?関係あんだろばーか^^
「・・で、なんでそれを俺に言うわけ」
「・・・あんた、女先輩と付き合ってるの?」
オウフwwww周りにはカップルに見えてましたかww
「ん?あー、・・・」
「付き合ってないの?」
ここはなんと答えればいいのだろうか。もし本当のことを言ったらこいつが・・・・
仕方ない、ここは皆のため一芝居打っとくか
「え・・あ・・・・・・・そうなんだ」
「あぁ、すまんな」
「・・は?なんであやまんの?今私が可哀想とか思った?」
「え・・・いや・・」
「ねぇ!!」
「な・・・・・・・(急に叫ぶなよおおおおおおおおこええええええええええたすけてえええええええええ)」
「きも・・・・もういいわ。女先輩のために今日まで頑張ってきたけどもういい私部活やめる」
「は!?おい、お前だって分かってるんだろ?ウチの部活が一回廃部になりかけたこととか訳とか」
「そんなの知らない。私は女先輩に一目ぼれしただけ。じゃあね」
まさか、女版の俺が居たとは
「おい、待てよ!!今まで頑張ってきたじゃんかよ」
腕を掴もうとする俺
だが本気で拒絶された
「やめて!!もう・・・・・・・やだ」
ツン子は走っていってしまった
鬱になりながらも帰宅。トイレに入りながら携帯をあけると彼女からちょうどよく電話が
「はい、もしもし」
「あ、1君?今日はお疲れ様」
「あぁ、お疲れさまっす」
「でね、今日話したことあったじゃない?」
「はい」
「あれ、明日でも大丈夫かな?」
「あ、全然おk」
「あ、そっか良かったwつかれてるかもなって思ったからさww」
「はははは」
まぁツン子のことなんかどうでもいいや
とかその時の俺は考えていた。そう部活のことを忘れていたのだ
携帯に変わるわ
もうねむいから布団のなかから書く
寝る気まんまんだろ?
寝おちするんだろ?
許さないんだからね!!
俺もがんばる
朝からワックスを使って髪をいじる俺きもい
待ち合わせ時間より30早めに着くのを狙って早めに家を出た
しかし待ち合わせ場所につくと、すでに彼女が待っていた
「あ、きたw」
「あれwww早いなwwははww」
もう俺終始笑顔
>>122 皮剥いてね
好きな食べ物、好きな歌手、好きなメーカー
凄い幸せで夢のようだった、が途中立ち寄った店で俺は現実を思い出してしまった。
その店とは、パスタ屋さんだ。
テーブルに座って注文をし
料理が来るまで、彼女と雑談
「ここのパスタ屋さんおいしいんだよー」
「そうなのか、楽しみ」
「そうだね、一度演劇部の皆で食べに来たいね」
あ………そうか思い出した。たしか昨日演劇部は
「ブスAちゃんとかツン子ちゃんとかパスタ大好きらしいだよ。だから食べに来たいね」
壊れてしまったんだ
俺は、彼女の前ではちゃんと笑えていただろうかな。そんな事を考えたら凄く鬱になった。
次の日
嫌な事は、朝が始まってすぐ起こった。
朝のHRを終えた俺のクラスに、一学年とは違った色のバッチを付けた女子学生が息を切らして飛び込んできたのだ。そう彼女である
「ツン子ちゃんと、ブ(ry他二人が退部届けを………」
彼女は涙目だった
頼むからorz
何故チンコとブス二人がセットなんだ?
なんでだ?
つい先日まで、笑いあって協力しあってひとつのことに取り組んできたじゃないか
なのに、なんでこんな簡単に壊れるんだ。
俺はツン子達のいる教室まで殴り込みに行こうとした、が
彼女にとめられた
「……やめて、彼女達の気持ちを受け止めよう?」
「なんでだよ!?今まで頑張ってきた仲間じゃないのか?違かったのか?……なんで」
もう最後らへん号泣
「…仲間だから受け止めてあげよう?」
「…あんたは、それで良いのか?」
「…こんなの良いはずないだろ。」
ちょうど静かになった時にチャイムが鳴る
彼女が、小さく じゃあね と言って小走りで廊下を走っていった
そんな小さな背中に俺は大きな声で放課後部室で待ってると叫んだ
静かな部室棟を上がり俺たちの演劇部室に入った。
部室のなかは、少ないけれど5人の思い出が詰まってるような気がして俺涙目
ガラッと大きな音を立ててドアが開く。でも途中でひっかかってドアが開かない。
そんなドアの前で四苦八苦している彼女を見て俺は苦笑しながらも彼女を助けてあげた
>>1が羨ましいよ
俺も幸せになりたいわ
そこからは、いろんなことを話した。
今週一杯で演劇部が廃部になること。
彼女も、そろそろ自分の夢のため進学するために勉学に勤しむこと。
そして多くない俺たち演劇部の思い出など。
正直、涙が止められなかった。それは悔しいからなのか悲しいからなのか、どっちか分からなかったけど
俺達は泣いた
数ヵ月間の出来事だったけど
俺は本当に楽しかった
その後、演劇部はやはり廃部になり。その部室は、物置部屋などに使われることもなく演劇部跡地として残っている(俺が卒業するまでの話)
その後、ツン子達とは会ってはいない。仲間だったから、これ以上は関わらないほうが良いと思ったからだ。
こういう切ない感じ好きだ
>>1頑張って書いてくれ
最後まで読ませてもらうよ
彼女ともあの日以来会っていない。たまにメールはしていたが。
そして俺も無事高校を卒業し、電気工(嘘じゃないガチ話だから困る)として働いている
少ない給料だけど日々どうにか生活してるよ。オナホ買えるぐらいまでな
まぁそんな日々を過ごしていた俺
だが一昨日、俺に神が降りてきたのだ
誰かが、そんな俺の背中を叩く
なんだ?と思いながら後ろを振り向くと
昔みたいにニコニコしている人
「ははwもう、こんばんはですよ」
化粧をして少し身長が伸びた以外は全然変わってない彼女がそこにいた
「最近、よく帰り道に1君に似た人見掛けてさ、もしかしてって思っててさ。今日勇気出して肩たたいてみたのw」
「はははww」
っていう夢を見たんだ
どこまでが夢だよ?
彼女結婚してましたあばばば
で彼女とは再開はした。
でも彼女結婚してた。メアドとかは交換してない
いや、まじすまん
鬱だ
前スレで言ったろ
皆で鬱になろうと
>>178 おま………そういうのマジやめろってwwwww
とりあえず、ツンコから連絡とってみろよ?
もう恋愛はしない
>>185 たぶん、泣き叫ぶよ
なんという甘酸っぱいかんじw
>>1は何歳?
また会おう
ちなみにトリは、
1#演劇部
という
恋愛なんて2次元で十分ですよね
計画通り
になるし
恋愛は悲しいよな
二次元でオナホでじゅぼじゅぽに限るわー
なんてねーwwww
鬱
ヌクモリティって死語じゃなかったのか
結果は同じなのにフルボッコ確定な俺はどうすればいいんだ
自分も演劇部でしたwwww
もっと部員がたくさんいて演劇部が栄えてる学校行きたかったわ
そこで彼女と出会えてればね
IfだよIf
これなんてクラn…俺の胸貸すから泣いていいんだぜ?
なんか鬱だわ
もう進められない。杏ルートで止まってる
このゲームは俺を苦しめるわwwww
俺がだす気がない\(^o^)/
今は一緒に泣こうぜ!
めがしばしばおやすみ
おまいら、またな
死ぬなよ
乙!
Comment
こういうのは・・・駄目だ・・・・・
救いがねぇwwwwwwwww
高校生のころに廃部になっていた山岳部を友達と同好会→部に復活させたなぁ。
俺らが卒業して二年でまた廃部になったがw
実際にあの人らは部員が少なくて大変みたいよ。
文化祭で自分のクラスの劇の監督・脚本をしていた俺に演劇部顧問から直接「脚本で来ないか?」と誘いが来たくらいだし。
山岳部があるから断ったけどね。
うわ 長いわりにつまんね。時間と労力返せ。
ああああああ・・・。
何このパワポケダッシュ・・・。
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